学校づくりは、母の味
子供達のために学校を創りたいと思い始めて早一年。
未来を自ら切り拓く力を育みたい。 大きくて漠然とした強い想いはずっとそこにあった。
でも、子供達のためにそういった学校を創るにはどうしたら良いのか という経験も知識も全く持ってなかった。
これといった一流レシピも高級食材もあるわけじゃないけど、冷蔵庫の中の余り物の食材を使い、栄養バランスを考え、美味しいおかずを作ることが当たり前の母達の、その長年培った感覚から作る、大皿料理の即席の味付けは天下一品で、高級レストランで出される料理より、予想外に子供達に大人気だったりする。
「ママのご飯が一番おいしい」
そう、それはまさにそんな感じ。
もしかしたら、私達の学校づくりも、それに近いものがあるのかもしれない。
と思う瞬間があったりもする。
子ども達が自身の個性を輝かせて、幸せになれる学校ってどんな学校だろう?
将来、困難に直面しても立ち向かえる力を育むために、私達大人は何をすれば良いのだろう?
毎日毎日、あーでもない、こーでもないと考えながら、自信ない、でも前に進みたい、ほんとにこれで良いのかな、進めるのかな、それでも前進してる。
色々なご縁があり、多くののアドバイスをいただき、そこから学ばせていただいた機会もあった。 それでもどうしたら良いか、仲間と一緒に、私達なりに何ができるか試行錯誤を積み重ねている。
今は、公立学校の現役教員であるゆかりちゃんが、彼女のキャリアを投げ打ってまで、その情熱を持って私達の活動に飛び込んできてくれた。
それでも 一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩さがる
を身をもって体現している
大切なのは、子ども達のために 自分がどうしたいか、どうするか。
そして何より、私達の活動によって輝いているたくさんの子供達の姿を見たい、
彼らを無限に広がる可能性と明るい未来へ送り出し、見守っていきたい。
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